2025/12/23 09:00
れもかじゅを作ろうと思ったきっかけは、とても個人的なものでした。
実は私は、昔から酸っぱいものがあまり得意でなく、甘いものが大好きです。
料理をするのは好きで、
「レモンを使えたら、もっと料理の幅が広がるのに」
そう感じることが何度かありました。
そんな中、広島のレモン農家さんから
「レモンを使った商品を一緒に考えてほしい」
と声をかけてもらったことが、れもかじゅの始まりです。

瀬戸田には、本当においしいレモンがあります。
でも、その魅力がまだ十分に伝わっていないとも感じていました。
農家さんの役に立ちたい。
そして、レモンが苦手な私でも「これなら使いたい」と思えるものを作りたい。
その二つの想いが重なりました。
味づくりで一番大切にしたのは、
「酸っぱいものが苦手な私でも、おいしいと思えること」。
苦味をできるだけ抑え、
機械任せではなく、手搾りに近い形で丁寧に果汁を取る。
レモンの風味はしっかりあるけれど、
ツンとしすぎない、料理に自然となじむ味を目指しました。
れもかじゅは、
飲食店でも家庭でも使える“調味料”として設計しています。
シンプルな設計にしたのも理由があります。
瀬戸田レモンは、とても貴重な素材です。
余計なものを足すより、
素材そのものの良さを、まっすぐ伝えたかった。
だから、足さない。飾らない。
「そのまま」を大切にしました。
パッケージデザインも同じ考え方です。
シンプルで、でもどこかかわいい。
キッチンに置いても、
飲食店のテーブルに置いても、
プレゼントにしても違和感がない。
他の商品に埋もれないように、
自分の好きな色を使い、
好きな文字で表現しました。
主張しすぎず、でもちゃんと区別できるデザインです。
名前は「れもかじゅ」。
誰にでも読める、ひらがなにしました。
意味は、なんとなく通じればいい。
難しい説明がなくても伝わること、
他社製品と混ざらないことを大切にしています。
れもかじゅは、
生産者と使い手の間に立つ存在でありたいと思っています。
料理のレパートリーを増やす存在に。
レモンの可能性を広げる存在に。
そして、
「酸っぱいものが苦手だから」と
レモンを避けてきた人にも、手に取ってもらえる存在に。
瀬戸田レモンを、もっと世の中へ。
れもかじゅは、そのきっかけになる一本でありたいと考えています。