2026/03/03 09:00
「甘いですか?」
もちろん大切な要素です。
ですが、業務用の仕入れで本当に重要なのはそこだけではありません。
実際にご相談を受ける中で感じるのは、
“用途と条件の共有”ができていないことで起こるミスマッチです。
今日は、発注前にぜひ確認していただきたい
5つのポイントをお伝えします。
① 用途は何か?
まず最初に考えてほしいのは、何に使うのかです。
・デザートの主役
・ドリンクやカクテル
・サラダや前菜
・皮まで使う加工品
・ギフト販売用
用途によって最適な品種や熟度は変わります。
例えば、
味の安定感と完成度を重視するなら
せとか は非常に優秀です。
一方で、加工中心なら別の選択肢が良い場合もあります。
「甘い柑橘」ではなく、
「〇〇に使う柑橘」と伝えていただくと提案の精度が一気に上がります。
② 歩留まりをどう考えるか
厨房では、味と同じくらい作業効率が重要です。
・房取り前提か
・スライス使用か
・果汁搾り中心か
・皮も使うか
皮の厚みやワタの量で、
実際の可食部率は変わります。
甘さよりも
「作業時間がどれだけかかるか」が重要な場合もあります。
ここを事前に共有いただけると、
ロスの少ないロットをご案内できます。
③ 納品ロットと回転率
完熟果はおいしいですが、
日持ちは短くなります。
・週にどのくらい回転するのか
・冷蔵スペースは十分か
・少量高頻度か、まとめ仕入れか
このバランスを間違えると、
廃棄や品質低下につながります。
「今どれくらいの熟度がベストか」は
時期によって変わります。
その年の状態を踏まえた提案ができるかどうかが重要です。
④ 見た目の基準はどこまで求めるか
ギフト用と厨房用では、
選果基準がまったく違います。
・表皮の傷
・サイズの揃い
・色付き
ここで価格が変わります。
“厨房でカットする前提”であれば、
品質を落とさずコストを抑えられる場合もあります。
⑤ どこまで相談できるか
実は一番大事なのはここです。
・その年の出来
・今おすすめできるロット
・正直な保存目安
・リスクがある点
これを率直に共有できる関係かどうか。
私たちは、
売上よりも「継続」を重視しています。
状態が安定しない年は、
無理に出荷量を増やしません。
その代わり、
正直にお伝えします。
仕入れ相談の際に教えてほしいこと
ご相談いただく際は、
以下を教えていただけるとスムーズです。
・用途:
・使用量(週/月):
・希望納期:
・重視ポイント(味/見た目/価格/日持ち):
・皮使用の有無:
具体的であるほど、
最適な提案が可能になります。
「甘いですか?」よりも
「どう使いますか?」
この一言で、
提案の質は大きく変わります。
業務用での仕入れ相談、
用途に合わせたご提案をいたします。
お気軽にお問い合わせください✨
